2008年1月19日 11:41
歯科医療を評価しよう(1)歯周外科
日々の歯科臨床の成果を評価してみよう。来院患者数で評価する方法もある。収入で評価する方法もある。地域歯科医療に貢献しようと開業した歯科医師だったら、患者さんの満足度も評価の一つである。その処置によってどれほど歯が長持ちしたかも評価基準になる。咬合力、咬合接触面積も一指標である。歯の動揺度も使える。
考えなければならないのが、歯周外科処置の評価でプロービングデプスを指標に使うことである。歯周処置の指標としてプロービングデプスは炎症の程度を計るのに効果的であるが、歯周外科の場合は例外となる。歯肉に切開を入れるのだから、当然歯肉は萎縮するので、プロービングデプスは低くなる。これで持って歯周外科の成果と考えることはできない。本来はアタッチメントレベルが元に戻ることが大切である。
Hirshheldの20年間の調査では、歯周病罹患歯の寿命は歯周病の手術の如何には関係なく、歯磨きがきれいに出来ている人の歯が長持ちしていた。また、歯周外科をすると動揺が増すことも分かっている。自分が実施した歯周外科の効果を評価してみよう。
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