2008年3月 2日 11:42
メタボへのブラッシング効果
ネズミの実験的歯周炎モデルでは、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が起こっている。何故、NASH様変化が見られるかを推測するに、過酸化物が関与しているようだ。グラム陰性菌の菌体内毒素(LPS)が歯肉細胞に作用すると、歯肉細胞はサイトカインを出す。このサイトカインは白血球を呼び寄せる。白血球は過酸化物(過酸化水素など)を出して細菌を殺す。過酸化物が余ると血流を介して全身に廻る。それで非アルコール性脂肪肝炎が起こると考える。
このネズミにブラッシングをすると、歯肉細胞が増殖して歯肉上皮が正常になるとLPSが上皮を通過することが出来なくなる。その結果、ブラッシングで過酸化物の産生が押さえられ、非アルコール性脂肪肝炎が改善する。こんなストーリーが成立する。
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