2008年5月15日 11:47

歯科商業誌は信じられるか

 歯科商業誌を読んでいた会社役員。「こんなこと書いてあるのだけれど、根拠があるんでしょうかね」とつぶやいていた。歯科医師でない人が歯科医の書いた文章にこんな批判をする。
 EBMが言われだしてから15年が過ぎようとしている。Moving from opinion-based practice to evidence-based medicine、すなわち、権威者の意見に従った臨床から事実に基づいた医学へのうねりがある、と言うものだ。医療関係者はいち早くこの動きに気が付いていた。しかし、自分の経験と勘から結論を導いて主張する歯科医がまだいる。それをそのまま信じると間違うことが多い。EBMから得られた結論でも間違うことが多いのに、一人だけの経験と勘だけではもっと間違う確率が高い。これがEBMの優れたところである。

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