2008年7月29日 11:54

歯を抜かない歯周治療

 今までの歯周治療と言えばブラッシング指導と歯石除去、抜歯である。歯周外科も所詮、歯垢と歯石の除去である。それに失敗して歯がグラグラしてくると抜歯である。だから、抜歯は歯周治療じゃないね。歯周病にかかった歯を抜くということは、「私はこの歯の治療ができません」とか、「私は歯周治療に失敗しました」と言っていることになる。
 抜歯をしないことが歯周治療なんだ。抜歯をしない歯周治療とは? 歯肉を強くすることである。歯肉出血をなくし、発赤や腫脹、疼痛、発熱、動揺を無くせば良い。炎症症状がなくなった動揺歯を固定すれば、抜歯してブリッジにするよりは支台歯の削除量は減るし、負担も減る。それだけ歯が長持ちする。
 「つまようじ法」を実践すればそれができる。「つまようじ法」のセミナーを受けた歯科医師が、「つまようじ法」を実践しても患者さんが一向に増えない、と言っていたが、「つまようじ法」の真髄が理解できていなかったのだろう。

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