2009年7月10日 12:15
東洋医学と西洋医学
今まで歯科医療に科学の目を向けてみようとしてきた。その結果、歯科の常識としていることで科学の批判には耐えられないのがいくつかあることに気がついた。例えば、
「むし歯予防に歯を磨こう」
「小さなむし歯を見つけて早めに治療する」
「重症の歯周病は歯肉をきる」
「動いている歯は抜く」
などである。
最近、鍼灸に頭を突っ込んでみると、まったく科学とは違った世界にいることに気がついた。科学では理論と実証が重視され、その理論が説明できないものは受け入れられない。しかし、科学には限界がある。その限界の外で東洋医学が国民に受け入れられている。理屈は分からないが病気が治るのである。
西洋医学は科学的な背景の下で進歩してきた。人類に非常に大きな貢献をした。否、している。しかし、ほとんどが排除の医学である。悪いものを除去して病気を治す。東洋医学は、宿主の活力やを抵抗性を賦活して病気を治したり、健康の増進を図る。
歯周病における「つまようじ法」がまさしく鍼灸に近い存在である。歯肉に機械的刺激を与え、組織を賦活化し、歯周病の治療や予防をする。その結果、非アルコール性脂肪肝炎に関連すると言うまで話を拡げると、西洋医学では受け付けられない。でも、歯周病は治るのである。
世の中、西洋医学と東洋医学の並存があっても良い。
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