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フッ素の応用が普及した欧米では齲蝕が激減しています。日本でもフッ素入り歯磨剤のシェアがようやく70%に達しました。今後、他のフッ化物の応用も進むことにより、齲蝕が減少してゆくことは確実と思われます。そうなれば、歯科医院の役割は治療から健康管理へと移行してゆくでしょう。患者さんは専門家による歯口清掃を求めて来院するようになると思います。その際、歯科医師、歯科衛生士が術者みがきを行うことによって歯口清掃がより快適なものとなり、患者さんの動機づけと治療効果に役立つと考えています。



術者みがきの目的
1.動機づけ

 術者みがきによって快適な口腔内を体感することにより、二通りの動機づけがもたらされると考えます。
(1)自己管理への動機づけ(自分でもやってみよう)
(2)専門家による管理への動機づけ(また来院して掃除してもらおう)


2.治療効果
 術者みがきで歯垢を徹底的に取り除き、なおかつ歯肉に適度なマッサージを加えることで、患者さん自身によるブラッシングよりも治療効果が上がると考えます。



術者みがきの方法 ― つまようじ法 ―
 気持ちよさを味わってもらうことと、治療効果を上げること、この両方を達成できるブラッシング方法として、つまようじ法をお勧めします。 歯垢が一番残っているのは歯間部であり、また歯肉の炎症は歯間乳頭部から始まるといわれています。つまようじ法は、歯ブラシの毛先を歯と歯の間につっこんで歯間部の歯垢を押し出すとともに歯間乳頭部のマッサージを行います。また、この「歯と歯の間に歯ブラシの毛先を通す」という感覚は非常にインパクトが強く、驚きとともに爽快感を味わっていただけます。


術者磨きを受けた患者さんの声

●すごく気持ちがいい。今までのハミガキと全く違う。
●4畳半の口の中が8畳の広さになったみたい。
●今から食事するのがもったいないようだ。
●歯と歯の間がすっきりした。

術者磨きによってブラッシング方法を感覚で体得してもらいます。

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